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国立大学法人 山口大学との共同研究契約の締結について

2012年06月12日

当社はこの度、国立大学法人 山口大学との間で、ZCZ-CDMA を使用した次世代通信技術の実用化に向けた共同研究契約を締結いたしました。 本契約に基づき、当社は ZCZ-CDMA を使用した次世代通信技術の実用化について、山口大学と共同で研究を進めてまいります。

ZCZ-CDMA は、

  • 符号分割多元接続(以下、CDMA)により多数の機器が同時に通信できる
  • 通信ジッターが原理的に発生しない
  • リアルタイム性を持った応答が可能
  • CDMA通信方式の中で回路規模が最小
  • 省電力での無線通信が可能

という特長を持つ、ZCZ符号をCDMA通信に利用した新しい通信方式です。

ZCZ符号とは、特長として「自己相関も相互相関も完全にゼロとなる零相関区間」を持つ拡散符号の一種です。 ZCZ符号のこの特長により、CDMAによる同時多元接続が可能というメリットはそのままに、一般的なCDMA通信には不可欠であった同期制御回路を不要とすることが可能となります。 結果としてCDMA方式が持つ「多数の機器が同時に通信できる」「通信ジッターが発生しない」という特長を保持したまま、回路規模を縮小しつつ、省電力での無線通信が可能となるという技術です。

当社は、本技術が我が国の強みを活かし、さらなる情報通信技術の研究開発につながる基盤技術として日本の国際競争力の向上と共に世界に貢献できる十分な価値があると確信し、日本発の通信技術の創出に繋がるものと期待しております。

多数の機器が同時に通信できる、通信ジッターが原理的に発生しない、リアルタイム性を持つ、小さい回路規模、低消費電力という特長により、ZCZ-CDMA通信は以下のような場面での応用が考えられます。

  1. 多機能化、多人数化するアミューズメント機器の入力装置
  2. リアルタイム応答性を持った運動制御、フィードバックが必要な産業・医療用ロボット
  3. 医療用小型身体モニタリング機器などの体内装置やウェアラブルデバイス
  4. 宇宙航空分野、特に衛星コンステレーションにおける高速移動衛星間通信
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